巌殿山 正法寺(岩殿観音)

埼玉県東松山市の物見山の近くにある巌殿山正法寺(しょうぼうじ)は坂東三十三観音霊場の第10番目の札所である。巌殿山の丘の上にあり、山寺のような趣きのある寺院となっている。鐘楼のある場所からの見晴らしもよい。裏道から入れば交通の便もよいが、正式の参道から行く場合は少し歩かなければならない。

正法寺について

正法寺埼玉県東松山市にある真言宗智山派寺院である。山号は巌殿山。坂東三十三箇所の十番札所である。本尊は千手観世音菩薩で世間からは岩殿観音の愛称で親しまれている。
創設は奈良時代の初期の養老2年(718年)に、沙門逸海上人が千手観音像を刻み正法庵を開いたとされる時である。その後、この寺は没落するが、鎌倉時代初期に再興され、源頼朝の妻北条政子の守り本尊になっている。

正法寺の地図と行き方

住  所:埼玉県東松山市岩殿1229
電話番号:0493-34-4156
正法寺への行き方は二通りある。参道を通り仁王門から入る方法と正法寺の近くを通っている県道212号から裏道を通り境内に入る方法である。観音堂を参拝するだけなら長い階段を登らなくてよいので裏道から行く方が楽である。雰囲気を味わいたいなら正式の参道から参拝するのがよい。
東上線高坂駅西口から鳩山ニュータウン行のバスに乗り裏道の場合は大東文化大学で下車。そのまま212号を進み、駐車場のあるところから裏道に入る。
参道から行く場合は物見山登山口バス停で下車。こども動物公園前の信号(十字路)右折し、800メートル程度進み、左折する。下記地図を参照のこと。

正法寺境内の建物

仁王門

表参道から石段を少し登った所にある「巌殿山」の額を掲げた門。本堂は仁王門の右方向にある。

正法寺の仁王門
正法寺の仁王門

仁王門から長い階段を登らなければならない。観音堂は上にある。

正法寺階段
正法寺階段

正法寺観音堂

現在の建物は明治11年の建設されたものである。本尊の千手観世音菩薩は室町時代の彫られたものと言われている。

正法寺観音堂
正法寺観音堂

鐘楼と銅鐘

鐘楼は元禄時代に建てられた草葺き屋根の建物で東松山市内では最も古い建造物とされている。草葺の屋根は趣がでる。東松山市有形文化財に指定されている。
梵鐘は鎌倉時代の元亨2年に鋳造されたものある。埼玉県の有形文化財に指定されている。外面の無数の傷は豊臣秀吉が関東征伐の時に、この鐘を山中に引き回したためだと言われている。

正法寺の鐘楼
正法寺の鐘楼

正法寺の納経印

納経印は階段の下の仁王門の横の本堂でもらうことになる。裏道から行っても、階段を昇り降りしなければならない。

正法寺納経印
正法寺納経印