楽法寺(らくほうじ)は交通が不便な山の中腹にある坂東三十三箇所観音霊場第24番目である。茨城県で最も有名で、参拝者が多い寺院である。

楽法寺付近の地図

住  所:茨城県桜川市本木1
電話番号:0296-58-5009
JR水戸線岩瀬駅から6.5キロも離れている。寺のホームページを見ると岩瀬駅からタクシーとある。交通手段がないのである。しかも山の中腹にあり参拝するのが大変である。

楽法寺について

楽法寺は真言宗豊山派の寺院である。山号は雨引山。本尊は観音菩薩。坂東三十三箇所観音霊場第24番目の札所となっている。雨引観音としてもよく知られている。
境内の建物は立派で参拝者も多く茨城県では格式の高そうな寺院である。 飛鳥時代の用明天皇2年(587年)に中国出身の法輪独守居士によって創建されたという。山号の雨引山は干ばつの時の雨乞いに霊験があったとして嵯峨天皇から命名されたものである。 山の中腹まで登り駐車場を降りると、直ぐ側に入口の門がある。奥に長い階段が見える。

楽法寺の入口
楽法寺の入口

磴道

この階段は磴道というそうだ。厄除けの階段で一段一段「南無観世音菩薩」と唱えて登れば、145段を登りつめた時、厄が落ちるそうだ。このように札所巡りは長い階段を登ることが多い。
仁王門に至る長い階段
仁王門に至る長い階段

 仁王門(茨城県指定文化財)

階段の途中に堂々とした仁王門がある。1254年に宗尊親王により建立されたものである。門の両側には鎌倉時代の仏師康慶が彫刻した仁王尊が祠られている。 現在の建物は、1628年に十四世堯長が再建したものである。

楽法寺の仁王門
楽法寺の仁王門

仁王門の先にも階段が続いている。階段を登りきると、広い境内になっており、本堂や多宝堂など多くの建物が建っている。

多宝塔(茨城県指定文化財)

非常に美しい建物である。もともとは建長6年(1254年)に鎌倉の将軍宗尊親王の御願により三重塔として建立されたが、その後、大破してしまった。1683年に再建が始まったが、住職の病や天災などで建設が遅れ、二重の塔までしか完成しなかった。現在の塔は1853年に多宝塔として再建されたもので、銅板瓦葺きの屋根を持った高さは22mの塔である。

楽法寺の多宝堂
楽法寺の多宝堂

本堂(観音堂)(茨城県指定文化財)

楽法寺の本堂建物
楽法寺の本堂建物
楽法寺の本堂正面
楽法寺の本堂正面

境内からの眺め

高さを実感下さい。車では中腹まで来ることができる。

楽法寺境内からの眺め
楽法寺境内からの眺め

納経印

女性の事務員の方が書いてくれた非常に優美な字です。特徴があって面白い。

楽法寺の納経印
楽法寺の納経印