大御堂は江戸時代には中禅寺という名前で筑波山神社と一体化して多くの参拝客を集めた大寺院であった。明治時代の神仏分離により落ちぶれ、現在は筑波山の繁華街の駐車場近くに本殿を構えた小さな寺院となっている。坂東三十三箇所第25番札所である。

大御堂付近の地図

住  所:茨城県つくば市筑波748番地2
電話番号:029-866-0126

筑波山の繁華街の直ぐ側にあり交通の便はよい。辺りは筑波山神社の入口近くにあり、筑波山神社の一部であるような印象を受けるので、少し分かり難い。

大御堂について

大御堂は真言宗豊山派の大本山護国寺の別院である。山号は筑波山。本尊は十一面千手観音。坂東三十三箇所第25番札所となっている。

創建は奈良時代の末期の延暦元年(782年)とあるから古い。その後に弘法大師が真言密教の道場として知足院中禅寺の名前で発展させたといわれている。
江戸時代には筑波神社と知足院大御堂とは神仏習合により同体と考えられ、筑波山信仰により筑波山の男体山と女体山の二つの峰はイザナギ・イザナミの二神が祀られると同時に、それぞれが千手観音と十一面観音の化身であるとして人々の信仰を集め盛隆を極めた。当時は神社より寺院としての性格が強く、現在の筑波山神社辺りに知足院中善寺の多くの伽藍があった。

しかし、明治時代の神仏分離により寺院は一度破却されてしまった。昭和5年に再興されたが、昔を偲ばせるものは残っていない。現在の本堂は戦後に再建されたものである。

大御堂の本堂
大御堂の本堂

大御堂納経印

納経印は本堂の横に立っている建屋でもらえるが、書く老女がタバコアレルギーということで喫煙者でないかチェックされる。私はタバコを吸わないので、すんなりと中に入れてもらえ納経印書いてもらった。

納経印は豪快で特徴があり非常に気に入った。

札所の大御堂の納経印
札所の大御堂の納経印

筑波山神社に向かった。ついでにケーブルで筑波山にも登った。