八溝山 日輪寺(坂東三十三観音霊場最難関の札所)

日輪寺は茨城県の最北端八溝山の山頂近くにあり、坂東三十三観音霊場の中で巡礼するのが一番難しいと思われている寺院である。「八溝知らずの偽坂東」といわれるように、昔から登らずに遥拝だけで済ましてしまう者がいたほどである。

日輪寺の地図

住  所:茨城県久慈郡大子町上野宮2134 八溝山8合目
電話番号:0295-77-0552

交通の便

JR水郡線常陸大子駅から茨城交通バス、蛇穴行きのバスに乗り、終点の「蛇穴」下車。そこから徒歩2時間の行程である。
バス道路となっている28号は比較的平坦な道である。日輪寺へ行くには28号から248号へ曲がる。この分岐点の標高は325メートル。日輪寺の標高は約820メートルであり、バスの終点からは約500メートルの標高を歩いて登らなければならない。帰りも適当なバスの便があればよいが、本数が少なく、便がなければ、歩いて戻らなければならない。高齢者の私が歩いて行ける場所でないと思い、息子を誘いドライブした。
248号の勾配はきついが、道路はよく整備されており、対向車が来ても普通に運転できる程度である。このためか自動車だけでなく自転車で登っている人や集団も見かける。自転車の強者のトレーニングコースになっているのかもれない。

日輪寺について

日輪寺は天台宗の寺院で山号は八溝山。本尊は十一面観音で、坂東三十三観音霊場第21番札所となっている。
日輪寺の創建については詳細は不詳であるが、673年に役行者が開いたとされている。多分、山岳信仰の関連で、山頂近くに開いたのであろう。天台宗の総本山である延暦寺も比叡山の標高800メートルの場所にあり、共通するもがある。

日輪寺の本堂

日輪寺の本堂
日輪寺の本堂

本堂の横に古い観音堂がある。

日輪寺の観音堂
日輪寺の観音堂

納経印

本堂は広い座敷となっており、本尊を参拝したあと、納経印は住職に机で話しながら書いて頂けた。今日は天気がよいので楽であるが、天候が悪いと大変なようである。

日輪寺の納経印
日輪寺の納経印

八溝山山頂までハイキング

8合目まできたので、折角だから八溝山の山頂まで登ることにした。山頂までもドライブできるが、駐車場が空いているか不明であったので、車を日輪寺に駐車させたまま、八溝山山頂まで標高差200メートルをハイキングした。観音堂の横に登山道があった。直ぐ車道にでたが、登山道まま頂上まで登った。

八溝山も山岳信仰の霊地であり、頂上にある八溝嶺神社が祀られている。

八溝山の八溝嶺神社
八溝山の八溝嶺神社

山頂は視界が開けていないので、城のような展望台が建っている。

八溝山の展望台
八溝山の展望台

八溝山は茨城・福島・栃木の三県にまたがる八溝山脈の主峰であり、標高は1020メートル。展望台からは遠くまで見渡せる。

八溝山からの展望
八溝山からの展望

帰りは248号で28号まで下り、蛇穴の先の28号を登り321号から帰った。途中、道が狭いところもあるが、問題なくドライブできた。