残波岬から6号線、58号線を恩納海岸線沿いには素晴らしいビーチやホテルが点在しており、恩納地区は沖縄の最大のリゾート地区である。
残波岬
残波岬は沖縄中部読谷の最北端にある岬で 沖縄本島で夕日が最後に沈む場所である。晴れた日には絶景が楽しめる。ある。東シナ海から打ち寄せる波が断崖にぶち当たり砕ける姿は豪快である。珊瑚礁の影響で沖合いで砕ける白波は美しい。沖縄独特の海岸風景である。
残波岬の地図
沖縄残波岬ロイヤルホテルから見た残波岬。中央にシンボル的な白亜の残波岬灯台が美しい。このホテルは海の見える側に部屋が作れており、どの部屋からも海が見える。

残波岬の先端を観光した日は天候が悪く、少し荒れ模様であった。波が高く、風光明媚な岬というイメージより、荒々しい荒涼とした岬というイメージが強かった。断崖の側までは溶岩が固まったようなでこぼこした岩で覆われており、海の近くまで行けるが歩きにくい。

沖縄の海岸は沖合いで波が砕け白波となるので美しい。何故、沖合いで波が砕けるのか不思議でもあるが、どうやら、海岸の近くが珊瑚礁で覆われており、深い海のから珊瑚礁のある浅い海に変わるところで波が砕けるようである。

美しい部瀬名岬(ブセナ岬)の海岸
部瀬名岬は沖縄中部の恩納海岸にある小さな岬である。周辺には沖縄県最初の海中公園ブセナ海中公園が設けられている。大きな規模の施設ではなく、小さな海中展望塔とグラス底ボートがある程度あるが、家族でのんびりと過ごすには適した場所である。
部瀬名岬付近の地図
岬にはホテルやコテージがあり、コテージ客や公園の入場者など限られた人しか入れない静かで素晴らしい海岸があり、遊ぶことよりもゆっくりと滞在するリゾート地としては最適である。泳げる場所は狭い範囲に限定されている。
なお、岬の先端にある万国津梁館で九州・沖縄サミットの首脳会合が開催された。

海に突き出した海中展望塔
海中に直径5メートルほどの円柱が海中に埋められており、四方八方に設けられた小さな円形のまどから海中を見ることができる。海中展望塔と公園の入口は数百メートルほど離れておりバスが運行されている。

海中展望塔から見た海中の様子。自然の魚の生態が観察できる。熱帯魚のような魚が多い。

写真を撮りたくても思うように魚が集まってこないこともある。

グラス底ボート
沖縄中部の恩納海岸にある沖縄海中公園には海中展望台ともう一つグラス底ボートで海底の様子を見ることができる。ボートでは魚は上から見ることになるので、美しい魚の姿を見るには海中展望台を方が勝っている。しかし、ボートは移動するので、いろいろな場所の海底を見ることができる。
停泊しているグラス底ボート。バックの建物はブセナーリゾート。

切符を買うとき「船が揺れるがよいか」との注意を受けた。揺れには強くないが、覚悟を決めて乗った。グラス底を長く見ていると酔いやすいが、外の景色を見ているとあまり酔わないとのこと。船は多少揺れたが、案外、平気であった。
グラス底を覗き込む観光客

グラス底から見た海底の様子。魚も見えるが、動くので写真に撮るのはなかなか難しい。

これもグラス底から見た海底の写真であるが、カメラを覗き込んでピントを合わせると気分が悪くなりそうなので、カメラだけを前に突き出して撮った写真。多少ピントがあまい。写っているのは珊瑚。

奇岩と海が美しい万座毛
万座毛は沖縄中部の恩納海岸にある景勝地の一つである。
万座毛付近の地図
奇岩の断崖、沖合いの白波など風景が素晴らしい。天気が良かったこともあるが、今回の旅行で風光明媚の点では一番良かったと感じた場所である。
今回の沖縄旅行で唯一すっきりと晴れた日でもあった。万座毛辺りの海岸は沖縄海岸国定公園に指定されている。
万座毛は58号線から10分程度海岸に入り込んだ場所にあるが、駐車場が少なく混雑していた。但し、時間を潰す場所ではないので、駐車場の回転は早い。
万座毛は断崖絶壁の上にある芝生の大地である。所々から岸壁が見下ろせる。

万座ビーチホテルと沖合いで発生する白波は一幅の絵である。

沖合いで砕ける波

万座毛から見た58号線沿いの海岸方面
