バッハのBWV140「目覚めよと呼ぶ声あり」コラール

J.S. Bach – Cantata BWV 140 Wachet auf, ruft uns die Stimme | 1 Chorus (J. S. Bach Foundation)

バッハの教会カンタータの中には素晴らしい曲が多いが、その代表的なコラール。

バッハのコラール曲はコラール旋律に素晴らしいオブリガートの旋律が絡まりあい、得も言われぬ雰囲気を作りだしている。

パッヘルベルのカノン

Canon in D by Pachelbel (Vetta Quartet from Singapore)

シンプルな曲であるが、心を引き付けられる。管弦楽の演奏の方が心地良いが、今回は原曲の「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調」の名前を尊重した演奏で。

ツァラトゥストラはかく語りき – 2001年宇宙の旅のオープニングテーマ

宇宙

Richard Strauss: “Also sprach Zarathustra” op.30

映画「2001年宇宙の旅」は意味がよく分からなかったが、オープニングテーマの「ツァラトゥストラはかく語りき」と次の「美しく青きドナウ」の音楽が強く印象に残っている。そのためか、「2001年宇宙の旅」の印象も強い。

なお、「ツァラトゥストラはかく語りき」で聴くのは冒頭だけで、全曲をまだ聴いたことはない。

サティーのJe te veux

パリ

Je te veux by Erik Satie, played by Daniel Varsano

風変わりな音楽を作曲するサティーであるが、この「Je te veux」が馴染みやすく、しかも洗練されており、パリーの雰囲気を感じさせてくれる曲である。

ゴールドベルク変奏曲 – グールド

フランス宮殿

Bach’s Goldberg Variations [Glenn Gould, 1981 record] (BWV 988)

グレングールドのゴールドベルク変奏曲は最高によい。と言っても全曲を聴いたことは数少ない。この演奏を聴きながら寝転がっていると逸話のように眠くなり出し寝込んでしまうのである。そして、終わり近くの変奏曲辺りに目を覚まし、締めくくりの変奏を聴いたあとアリアとなる。
この曲はアリアのゆっくりしたメロデーから力強く歯切れのよい第一変奏に移るところが最高に良い。そして、長い道のりを辿って最終変奏に辿り着いた達成感と最後にアリアで静かに終わるところが次いで良い。
グレングールドの演奏はピアノをやる人から言わせると変わり過ぎているとのことであるが、楽譜に忠実でなくても、聴き心地はよいので好きである。

プロコフィエフ古典交響曲4楽章

宮殿

Prokofiev: Symphony no. 1 op. 25 “Classical” – Celibidache (4/4)

古典交響曲の中では軽快な4楽章が一番気に入っている。それと古典交響曲はハイドンの技法を参考にしたとのことで曲想が分かり易い。また、若いときの作品だからみずみずしくてよい。

背景画像は各楽章ともフリー写真の宮殿で検索したものを使用した。但し、どこの宮殿かは不明。

 

プロコフィエフ古典交響曲第2楽章

宮殿

 

Prokofiev: Symphony no. 1 op. 25 “Classical” – Celibidache (2/4)

第1楽章に引き続き古典交響曲の第2楽章。

古典交響曲は全楽章とも好きである。第1楽章と同じ小澤征爾の動画があるとよかったのであるが、見つからなかったので、セルジュ・チェリビダッケの指揮でミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏。

小沢征爾の古典交響曲第1楽章

宮殿

 

Sergei Prokofiev Symphony No. 1 “The Classical” ~ Movement

現在、交響曲の分野で一番気に入っているのはプロコフィエフの古典交響曲 である。理由はよく分からないが、古典交響曲というように、古典的な分かり易い作風と短くてテキパキとした曲想が今の気分に一番合っているのかもしれない。

小沢征爾指揮のベルリンフィルの演奏があったので選んだ。どの楽章でもよいのだが先ずは第1楽章から。