歴史的な国防費拡大要求、他の支出削減で相殺=トランプ氏

トランプ米大統領は、国防費を拡大する一方、他の支出を減らして増額分を相殺する予算案を提案する考えを示した。(2017年 ロイター/Joshua Roberts)

[ワシントン 27日 ロイター] – トランプ米大統領は27日、国防費の「歴史的な拡大」を求める一方、他の支出を減らして国防費の増額分を相殺する考えを示した。州知事との会談で述べた。

ホワイトハウスの予算当局者によると、トランプ氏は国防総省予算を540億ドル増額すると同時に、海外援助など非防衛関連の支出を同額削ることを提案する見通し。

トランプ大統領は「治安、国家安全保障の予算案になる」とし、「これには米軍の再構築に向けた歴史的な国防費の拡大が含まれる」と述べた。

28日に予定している議会演説では、インフラ投資計画を明らかにするとし、インフラ整備支出を大きく増やしていく考えを示した。

ホワイトハウスは同日、トランプ氏の予算案を連邦機関に配布する見通しで、今後連邦支出の最終的な決定権を持つ議会との折衝が本格化する。

当局者によると、トランプ氏は国防費増額の一環として造船や軍用機向けの支出拡大、ホルムズ海峡や南シナ海など「主要な国際水域や要所でより強固な存在感」を確立することを求める方針。

一方で、国務省や環境保護局(EPA)、その他の非防衛プログラムの予算を削減する方針で、国務省の予算は最大30%削減される可能性があるという。

私の感想

トランプ大統領はアメリカンファーストや軍人OBを多数重用するなど右寄りの政策を打ち出してきている。
どの国においても程度の差はあるが、民主主義よりも自国の利益を考え、軍事力を強化する施策は普通だ。
アメリカも世界の民主主義のリーダーと煽てられている間は、他国のことも考慮したが、現在は余裕がなくなってきたのであろうか、トランプのように白人中心のアメリカンファーストの政策が指示を集めるようになってきた。
日本もアメリカンに頼るだけでなく、自国の防衛も真剣に考える時期に来たようだ。